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    管理栄養士が考える、
    透析の患者様向けのレシピをご紹介しています。

    本

    市販の透析食献立本としては、次の2冊をおすすめしております。

    管理栄養士からのメッセージ

     栄養摂取不足の患者様は、油脂を上手に利用してエネルギーの補給を試みてみましょう。ホットケーキやパンにバターをたっぷり使用したり、スープ類に鮮度の良いサラダ油やオリーブ油を注ぎます。また、炒め物に油を多めに使ってみましょう。

     

     今年も残り少なくなりました。良い歳をお迎え下さい。

     

    管理栄養士  石川 雅美

    管理栄養士からのメッセージ

     高齢患者様の食思が低下した場合、例えば好物であるチョコレートや酢豚の味を利用します。軟飯にチョコレートソースをトッピングしたり、煮物に酢豚の素を少し加えてみると食が進むことがあります。市販のたれ、ドレッシングやソース類を「ふりかけ感覚」で試みてみましょう。

    管理栄養士からのメッセージ

     食欲のない方や好き嫌いのある方は栄養不良になりがちです。一度甘い和菓子をすすめてみましょう。甘いものであれば受け付けることがございます。桜餅、薄皮まんじゅう、どら焼き(三笠)等々。高齢者の場合、粘りのある大福餅は喉に詰まる恐れがありますので控えましょう。

     

     手軽に蛋白質とカロリーを摂ることが可能です。

     

     糖尿病のある患者様は、主治医に相談してみましょう。

    管理栄養士からのメッセージ

     まだまだ日中は暑く、盛夏と同じ感覚で飲水しがちです。気温は確実に下がっていますので、発汗量は減少しています。その結果体重増加につながります。

     

     秋冬に向かって、摂取水分を減らすように致しましょう。

    管理栄養士からのメッセージ

     患者の皆さまにおかれましては、一日に塩分は6gと言われ続けていると思います。調味料だけで6gではなく、食材にも塩分が含まれていることを念頭におきましょう。

     

    かまぼこ、竹輪、ハムやソーセージなどの練り製品、うどんやそうめん類、パンや魚類には塩分が多めに含まれています。

     

    <例> 食塩相当量
    生はまぐり(身のみ) 中サイズ3個(約30g) 0.6g
    生スルメイカ 80g 0.6g
    生マダコ 80g 0.5g
    かまぼこ 30g 0.7g
    竹輪(小) 1本(30g) 0.6g
    市販の茹でうどん 200g 0.6g
    干しうどんを茹でた麺 200g 1.0〜1.2g
    食パン 6つ切り1枚(約60g) 0.8g

     

    ※某製麺会社の干しうどん100gに食塩が4.1g含まれています。茹でた後200gとなり、食塩1.2g含むと記載されています。食べ過ぎに注意致しましょう。乾物のさきいかは100gで塩分6.9g含まれております。するめ(乾物)共々気を付けましょう。

    管理栄養士からのメッセージ

    夏場は食中毒の予防が大切です。鍋で料理をした場合、鍋のまま長時間放置すると食中毒菌が繁殖しやすくなります。荒熱がとれたら早めに冷蔵庫に入れましょう。再加熱した場合も同様です。

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    本

    市販の透析食献立本としては、次の2冊をおすすめしております。

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