管理栄養士からのメッセージ
味の濃いものを召し上がったり、食事量が多くなりますと当然塩分過多となります。塩分は水分を呼び込んでしまいますので控えめに致しましょう。
血液の塩分濃度は0.9%に保たれています。血液中の水分100g中には塩分0.9gが含まれております。透析患者様の塩分摂取量は平均6gを目標としております。1日に食事から塩分6gを摂取しますと水分量は約700ccとなります。
食材に含まれる塩分と調理に使用する調味料の塩分を合わせて6gとします。料理を作る際まず調味料を量り、食塩相当量1日トータル6gに抑える味付けを身につけ、味に慣れていきましょう。塩分の多い練り物、ハムやその他加工食品などはなるべく少なめに致しましょう。新鮮な食材、だしの工夫や香辛料の使い方で低塩分でも美味しく頂けるように致しましょう。